農業問題『ウイロイド』
2019/10/08
農業問題『ウイロイド』
トウガラシの葉が持つ力
『ウイロイド』問題。
今日は、前回第7回奈良まほろば産学官連携懇話会で、ご登壇頂いた近畿大学農学部 細川宗孝教授に、奈良県産業振興センターを通じてご面談頂きました。
『ウイロイド』とは、人間を媒介として作物に感染してしまう病原体で、主には作物収穫時のハサミや人間の手で傷をつけたところから感染が広がるそうです。
その『ウイロイド問題』を農薬や漂白剤を使わず、人体にも影響を与えない、植物残渣を利用した方法を細川教授は研究されており、トウガラシ葉の抽出エキスが、解決の鍵となるということで、私たちも何か形になるものが出来ないかとお伺いさせて頂きました。
トウガラシにも品種がいろいろあり、大和野菜に指定されている、ひもとうがらしや紫トウガラシには含まれないとのことでした…
ただ、植物の力は凄いですね。
植物残渣の利用価値が、環境に優しい循環型社会を広くつくり上げていけるお手伝いが出来たらと思っています。